Rrose
Rroseは、現代テクノの最終段階を定義するような作品を生みだすアーティストの1人。
INFO
本名 | unkown |
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生年月日 | 1969.mm.dd |
国籍 | アメリカ |
ジャンル | Techno / House |
レーベル | Eaux / Further Records |
公式サイト |
BIOGRAPHY
Rroseは、現代テクノの最終段階を定義するような作品を生みだすアーティストの1人。
2011年の終わりにレーベル業を休止したSandwell Districtから、Rroseは3枚のシングルとアルバムをリリースしている。その中でもファーストEPとして発表された「Primary Evidence」は、クラブ環境に完璧にフィットしながらもエクスペリメンタルなグルーブを残した作品として注目される他、「Merchant Of Salt」のBサイドに収録された “Waterfall”は、また同様にスリリングが仕上りとなっている。
また一方で、Rroseとこのレーベルとの関係は、アメリカのベテラン・サウンド・アーティストBob Ostertagとのコラボレーションがきっかけとなっている。レーベルと深い関わりを持つJuan MendezことSilent Servantが、その作品をレーベルのヘッドRegisに紹介したことにより関係がはじまり、フルレングス『Motormouth Variations』をリリースするまでに至った。
【インタビュー】
Q.最近の活動はどんな感じですか?
Rroseのプロダクションとコラボレーション作品を中心に扱ったレーベルEauxの立ち上げ準備中だ。ファースト・リリースには、Bob Ostertagによるスタジオ即興演奏がフィーチャーされている(カセットにマスタリングを施した)。彼のサウンドを基に僕が作った作品2曲も収録される予定だよ。Eauxからリリース予定の作品も今回のミックスに収録したんだ。Q.このミックスの制作環境を教えてください。
パソコンを使って制作した。レイヤリングや、フィルタリングを行なうことが好きなんだ。トラックのエディットやループもよく作るよ。Q.このミックスについて何か特別なアイディアがあれば教えてください。
テクノを核に作ったんだけれど、その他にも自分が影響を受けたサウンドやリズムを曲と曲の中に入れたよ。曲の持つ質感や空間、そして感触を大切に考えると同時に、ワイルドさや抑制の中に緊張感を持たせることも意識したんだ。これは、自分のプロダクションにも言えることだけど。Q.自分自身のアイデンティティーを消し去るために努力されたことがありますか?
昔の自分を抹消するという考え方よりも、新しいアイデンティティーを創造していくという風に考えているよ。僕の“本当の”アイデンティティーを知りたいという人はプライベートでメールを送ってほしいのだけれど、RAのメンバーの皆さんには、提示版やらで色々と騒がないでほしいんだ。匿名であることにこだわりを持っているわけではなくて、インターネットに惑わされない、可能な限り自己完結型のプロジェクトとして維持していきたいんだ。Q.Rroseのプロジェクトですが、目指すべき目的はなんですか?
上記に述べたことに追加するようだけれど、Rroseは幻覚状態を誘発すること、体を動かすこと、サウンドが持つ質を強調すること、そしてマシーンを僕のミューズにすることを目的にしているんだ。曲を作るという行為よりも、自分の作品を聴き、曲作りのプロセスを振り返る時間のほうが長いんだ。Q.今後の予定は?
Eauxのためにもっと音楽制作を行なうつもりだよ。リミックスや、あとショウもね。
Resident Advisor
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